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item1h3a1c1b2a3a1b3b1a3a3a1a1a1 えんじの人々(16)高校日本一へ導きたい

岡本佑子 さん(平成13年人間科学部卒業)

2013年9月掲載

岡本佑子さんは、北海道の強豪で全国大会の常連高校で母校でもある旭川実業高校女子バレー部を監督として指導しています。今年も8月開催の「北部九州高校インターハイ」に出場(惜しくも本選決勝トーナメント進出はなりませんでした)、その後の練習の合間をぬって、取材に答えていただきました。

 

母校の監督就任は思いがけないものでした。「そもそも早稲田を卒業後に、高校生に限らずバレーボールを指導をする機会があるとは思ってもみませんでした。就任のタイミングは、母校の監督が退かれた事と自分のバレーを引退する時期がちょうど重なった事でした。監督になるお話しが来た時点では 私なんかには無理だ、と思いました。

旭川実業高校のチームの目標はもちろん日本一です。。(旭川実業高校は1988年第19回春高バレーで全国優勝を果たしています)でも試合に勝っても、ただバレーが出来るから決して偉いわけではないんです。試合に勝つことのほか、精神面や社会に出てからのことなどが大切だと考えています。高校生は特に正直で誠実な生徒が正当に評価されることが大事です。”正直者が馬鹿を見る”のはそれは指導者側の問題です。反面で、スポーツをやる限りは、ただ一生懸命では勝てない。結果を残す事に執着して欲しい。それは社会に出ても、一生懸命の方向性を自らの力で見つける事ができる。それに打ち込むだけのエネルギーを持ち続けて欲しいと考えています。高校生を指導するときには、決してこども扱いしない事、逆に自分自身がこどもに戻る事、これを大事にしています。

早稲田へは、”いろんな意味で一流をめざそう”と思い、入学を志望したそうです。「入学してみると、OBやOGとの繋がりが強い部であり大学だと感じました。在学4年間、毎日が楽しかったというかと今思えばそのとおり、充実した毎日をおくれていました。早稲田に進み、早稲田を卒業して本当によかった、と思います。」

現役の学生選手には、早稲田の学生自主の精神を大事にしてほしいと言います。「”早稲田の学生主体”ということは本当に奥が深いものであったと、今でも思いだします。高校生とは違う、またプロでもない、そんな大学生の頃の自分が、少しでも今のような考えに気づいていたらと後悔が残ります。今の学生には、自分と同じように後悔せず自らが納得するまで、あらゆる事に取り組んで欲しいんです。早稲田にしか出来ない事、早稲田でなくてはなしえないあらゆる可能性があります。今はただの可能性かもしれませんが、ぜひとも可能性から現実につなげて欲しいと思います。全国制覇をめざしていますので、旭川実業高等学校への応援も是非よろしくお願い致します!」

岡本さんも、都の西北で培ったワセダ精神で、母校を高校日本一へ導こうと日夜研鑽指導しています。

 

岡本佑子さん(おかもとゆうこ)

1997年(平成9年)3月に旭川実業高校卒業、高校3年時のチーム戦績は春高バレーで全国ベスト16、インターハイで全国ベスト16、国体で全国5位。同年4月に早稲田大学人間科学部に入学。在学中は2部リーグで1部昇格へチャレンジ、4年時にはキャプテンとしてチームを引っ張った。2001年(平成13年)3月に早稲田大学を卒業し、東洋紡績㈱、㈱栗山米菓で選手として活躍した。2010年(平成22年)に母校旭川実業高校の女子バレーボール部の監督に就任して指導している。

>>旭川実業高校女子バレーボール部のホームページへ

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早稲田大学バレーボール部

 about  
 早稲田大学

WASEDA UNIVERSITY VOLLEYBALL CLUB 

早稲田大学バレーボール部男子は、昭 和6年(1931)創部、翌昭和7年(1932)関東学生排球連盟が結成され、早大の公式試合の初参加となる関東学生春季リーグに出場。昭和9年 (1934)春リーグで初優勝、昭和10年(1935)春季から昭和16年(1941)秋季リーグまでリーグ戦14連覇の偉業を果たし、戦前の日本のバレー ボール界をリードしてきた。また戦後も、昭和23年の第1回全日本大学選手権で優勝、昭和28年(1953)単独で渡米し全米選手権に出場し、世界の主流 であった6人制バレーを体得、日本へ持ち帰り、6人制のパイオニアとなった。関東大学リーグ優勝23回、全日本大学選手権優勝3回、準優勝3回。2012年度全日本大学選手権 第3位、2013年度秋季関東大学リーグにて27年ぶりの優勝を、また同年全日本大学選手権で61年ぶりの優勝を果たした。伝統ある定期戦は、慶応義塾大学との「早慶戦」(2013年度、第77回)、関西学院大学との「早関戦」(同、第65回)、OBも加わって競う「全早慶明」(同、第66回)の定期戦がある。2013年度、男子は関東大学リーグ1部リーグに、女子は2部に所属。毎年、リーグ戦優勝と学生日本一をめざして、学生自主のもと、鍛錬している。

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