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 早稲田大学
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item1 えんじの人々(1)伝統工芸の道に進んで

菊池宏美さん(女子部・教育学部・平成3年卒)  2009年4月掲載

型染着物の極みである江戸小紋の伝統工芸作家として活躍する菊池さんの菊池さんの作品が、4月21日から日本橋三越で開かれる東日本伝統工芸展に入選しました。

菊池さんは、ゼッターランド・ヨーコさんらと同期で、人間科学部が創設されスポーツ科学を専攻する女子一期生が入学した、あの“女子部画期的な時期”に女子部の中心選手として充実した学生時代をおくりました。

大学卒業後、ソニーに入社し、デザイナーやプランナーらと最先端のクリエーティブな世界を体験、そして偶然立ち寄った呉服店の店頭を飾る一枚の江戸小紋の美しさに魅了されて退社。30歳を目前にして、江戸小紋師の藍田正雄さんに入門し、厳しい弟子修行をしました。一人前になる女性が少ない江戸小紋の世界で着実に力を伸ばして腕を上げ、伝統の工芸展に次々に入選、遅咲きの伝統工芸作家が誕生しました。

「学生時代のバレーボールも、いきなり強豪チームに変身して苦労したけれど、人生の中では本当にいい経験だった。それはそれでいいかなと思ってます。この伝統工芸の世界では、29歳で始めたなりにやっていくしかありません」と話しています。“同じ釜の飯”を食べた稲門として、いちど彼女の展覧会へ足を向けてみてはいかがでしょうか?

 

菊池さんの江戸小紋の作品が入選した、「第49回東日本伝統工芸店」4月21日(火)~26日(日)、日本橋三越本店新館7階ギャラリー、午前10時~午後7時、最終日は午後5時半閉場。

菊池さんを紹介した上毛新聞のページ1

菊池さんを紹介した上毛新聞のページ2

この「えんじの人々」シリーズでは、稲門バレーボール倶楽部の会員の消息や各界で活躍するすがたを紹介していきます。そうした卒業生がいらっしゃったらご連絡ください。ご自分での文章も歓迎いたします。