早稲田大学バレーボール部 創部 昭和6年(1931年)

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 早稲田大学バレーボール部の紹介  創部80周年 WASEDACUP80周年プロジェクト
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えんじの人々(34)「チーム全員で勝ちに行く大切さ」喜入祥充さん(男子部・スポーツ科学部平成30年卒業)

えんじの人々(35)「信頼される人間をめざしたい」山﨑貴矢さん(男子部・スポーツ科学部平成30年卒業)

0187月4日掲載

昨年12月の全日本大学男子選手権(インカレ)で、早稲田大学は4年ぶり5度目の優勝を果たしました。インカレ前の秋季リーグ戦を全勝優勝したものの、その後の天皇杯予選では日体大に弱点を攻められてストレートで敗れ本戦には進めませんでした。踏ん張る4年生を成長著しい下級生が追いかけて、インカレへ向けてチーム構成は目まぐるしく変化しました。インカレ優勝の朝日新聞記事はこのように書いています。

「春は主力だった山﨑が夏に23歳以下の全日本代表で海外遠征に出ていた間、新入生の村山が急成長して、ミドルの定位置を明け渡していた。先発に4年生は一人だけ。喜入主将や山﨑らが、『チームのベストの状態を優先してほしい』と下級生の起用を申し出て、縁の下の力持ちを買って出たという。4年の思いに村山がブロック、同じ1年の宮浦がバックアタックにと躍動した。」

そうしたチームをよく立て直してまとめ、早稲田を学生日本一に押し上げた二人、インカレ決勝戦の優勝の瞬間にはそろってコートに立ち、そのとき抱き合って喜びを噛み締めました。喜入祥充さんと山﨑貴矢さんは、今年3月に早稲田大学を卒業して企業に入社し、そろってバレーボールのVリーグのチームに入部しました。喜入さんはサントリーサンバーズ、山﨑さんは堺ブレイザースです。二人は、高校時代から全国大会で覇を競い合い”ライバル”として意識してきました。お二人に、早稲田のバレーについてお話を聞きました。

 

あらためて、昨年12月の全日本大学男子選手権(インカレ)のことを聞かせてください。2回戦と3回戦でフルセットを戦い、苦しみながら決勝まで進んでいきました。

喜入 怪我でコートに立つことができなくなり、プレーでチームを引っ張ることができなくなったことが苦しかったです。主将として自分がどうあるべきかということを日々悩んでいました。そして、学んだことはコートでプレーすることだけがすべてではないということです。チーム全員で勝ちにいくことの大切さや、まわりの人の支えがあってプレーができるということを感じました。

山﨑 学生最後のインカレということもあり、優勝という結果は非常に嬉しかったです。しかし、秋リーグから自分の実力不足でスターティングメンバーからはずれて、最後までコートの上で戦うことができず、悔しかったという気持ちの方が強かったです。

 

喜入さんにとってのキャプテンシーとは何ですか?

喜入 僕の中では、後輩たちがプレーしやすい環境を整えるということを徹底していました。一人では何もできないので、そういったところを意識していました。

 

お二人は、2013年の61年ぶりのインカレ優勝の翌年に入学しました。4年生の1年間は同級生(ほかに廣瀬雄大さん、加賀優太さん、土屋健太郎さん)とは苦しい1年間をすごしました。

山﨑  同級生にはとても感謝しています。4年間という長くも短い時間ではありましたが、多くのことを経験し、共有することができました。それぞれの道に行き、会うことは少なくなると思いますが、これからも長い付き合いにしたいと思います。

喜入 同級生にはいい時も悪い時も支え合いながら4年間過ごすことができてよかった。ありがとうと素直に言いたいです。

 

一緒に戦った後輩たちにはどのような思いがありますか。

喜入 後輩達には、コートに立って日本一になったのは後輩たちなので自信をもって取り組んでほしいと思います。でも、気負わずバレーボールを楽しむということを忘れずに頑張ってほしいと思います。悩んだりしたらすぐ相談にのりますから、声をかけてください。

山﨑 頼りない上級生についてきてくれた後輩たちにも感謝しています。去年に引き続き、今年の春季リーグ戦も全勝優勝しました。早稲田のバレー部はまだまだ発展途上だと思います。まだまだ強くなれるチームです。支えてくれている家族やスタッフ、応援してくれている方々への感謝の気持ちを忘れずに頑張ってください。私もこれからも応援し続けます。

 

4月から社会人になりました。違いを感じますか。

喜入 社会人になって感じたことは、バレーボールそのものが仕事になるということについてより結果にこだわる大変さや、自分のためにだけではなく会社のために結果を出すということです。そして・・・現状は、トレーニングに力を入れており、全身筋肉痛です。

山﨑  社会人になり、学生のころと違って、バレーボールに対する姿勢などは変わりつつあると思います。バレーボールを部活でやるのではなく、仕事としてやるということがいかに大変かということがわかりました。現在は会社の研修もあり、チームからは離れていますが、その研修先でもどうやってチームや自分のことを広げることができるのかということを考えたり、それに見合った実力をどうしたらつけることができることができるのかを考えたりしています。それに、周りは自分よりはるかに実力がある人たちばかり。そこでスタートから試合に出るためには、今までの意識や練習では到底叶わないので、より高い意識をもってバレーボールに取り組まなければならないと思っています。

 

お二人が早稲田をめざした理由、動機を聞かせてください。

喜入 吉井元監督や松井現監督(当時コーチ)に、早稲田で一緒にバレーをやろうとお誘いをいただきました。バレーをするなら大学トップレベルの関東でやりたいと思ったからです。

山﨑 早稲田に進学した動機は、バレーボール、勉学ともにトップレベルだったからです。大学卒業後のことも考えると、バレーボールだけではだめだと思い、それ以外のことも高いレベルで学ぶことができる早稲田を選びました。

 

実際に入学してどうでしたか?

山﨑  早稲田に入学できたことは、自分にとって正しかったと思います。伝統のある早稲田大学で充実して勉学に励むことができ、大学トップレベルの環境でバレーボールをすることができたのは、私の誇りです。早稲田で学んだことは、人とのつながりの強さだと思います。他大学と比べるわけではないですが、早稲田は縦にも横にも、どこにも負けないつながりがあると思います。それだけ多くの強いつながりがあるから、バレーボールに打ち込むことができて、さらに優勝という結果に結びついたと思っています。

喜入 高校時代トップレベルでプレーしていた先輩たちとプレーができてとても刺激的な日々でした。バレーの考え方や基礎基本の大切さを感じました。バレーボールに打ち込んだ4年間だったので4年間のそれぞれの大会はいろんな思い出として残っています。やはり、優勝した最後の全日本インカレが一番の思い出です。

 

副将だった山﨑さんから見て喜入主将はどんな印象でしたか?

喜入さんとは、高校の頃から試合や練習を通じて知り合いですが、昔も今も変わらずおしゃべりな印象です。話を聞いてなくてもいつまでも話し続けるところをみてると明るくて面白いです。これから社会人では別のチームではありますが、お互いに励み頑張りたいと思います。

喜入さんからはどうですか?

山﨑さんは、豪快なプレーとは異なり、繊細で綺麗好きな性格が印象に残っています。大学を卒業してからは、再び高校時代のように”敵”に戻ったので、また切磋琢磨してお互い成長したいと思います。

 

早稲田のバレーとはどんなバレーでしょうか?

喜入 早稲田大学のいいところは、誰が出場しても同じプレーができるようにみんなが同じ練習に参加するということです。主務でもプレーをしながらマネージメントの業務をこなすなど、部員全員がプレイヤーとして頑張っている、というのは早稲田のいいところだと思います。

山﨑  早稲田で学んだことは、人とのつながりの強さだと思います。他大学と比べるわけではないですが、早稲田は縦にも横にも、どこにも負けないつながりがあると思います。それだけ多くの強いつながりがあるから、バレーボールに打ち込むことができて、さらに優勝という結果に結びついたと思っています。

 

最後に、ご自身がこれから目指すところは何でしょうか?

山﨑  私が目指すものは、信頼される人間になることです。プレー面でも人としても周りから信頼されるようになりたいと思います。そのためには、コツコツと積み重ねることが重要だと思うので、練習にしても、身の回りのことにしても、こつこつと頑張りたいと思います。

喜入 まずは、チームのサントリーサンバーズのリベロとしてスタメンに定着できるようにがんばります。そして、リベロとして日本代表に選出されることを目指し、オリンピックの舞台で活躍したいと思っています。

 

前主将の喜入さんに、これから早稲田を目指す高校生へメッセージをお願いします。

喜入 早稲田大学バレーボール部は学生主体で活動しています。バレーボールを通じて人間性の成長などバレー以外にも人として成長することができます。「自分は下手だから」、「体育会はきついから」、などといったことは考えないでください。日本一を目指している団体がどういうものかを体感することができます。是非、早稲田大学に入学し、バレーボール部に入部して、有意義な学生生活を送ってください。

 

取材、ありがとうございました。これからも、社会人として、そしてVリーグのバレーボールプレーヤーとしてのご活躍を期待しています。現役の応援、支援もよろしくお願いします。

 

喜入 祥充さん きいれ よしみつ

2014年(平成26年)3月に大阪府立大塚高校卒業、高校在学中は、2013年度(平成25年)、2014年度(平成26年)全国高校選手権春の高校バレー準優勝。同年4月に早稲田大学スポーツ科学部に入学。1年生時からサイドとしてコートに立ち、 2015年(平成27年)全日本大学選手権3位、2016年(平成28年)全日本大学選手権3位、2017年(平成29年)は主将を務めて、関東大学秋季リーグ戦で全勝優勝、全日本大学選手権優勝。2018年(平成30年)3月に早稲田大学卒業、4月にサントリー株式会社に入社し、選手としてサントリーサンバーズに入団してリベロに転向、今年度のVリーグでデビューした。。

 

山﨑 貴矢さん やまざき たかや

2014年(平成26年)3月に愛知県星城高校卒業、高校在学中は 2年連続高校総体、国民体育大会、全国高校選手権春の高校バレー優勝 同年4月に早稲田大学スポーツ科学部に入学。1年時にオポジット、2年時からミドルブロッカー 2015年(平成27年)全日本大学選手権3位、2016年(平成28年)全日本大学選手権3位、2017年(平成29年)は副将としてチームを引っ張り、関東大学秋季リーグ戦で全勝優勝、全日本大学選手権優勝。2018年(平成30年)3月に早稲田大学卒業、4月に新日本製鐵株式会社に入社し、選手としてVリーグ堺ブレイザーズに入団、現在はミドルブロッカーとしてプレー中。

 

>>サントリーサンバーズのホームページへのリンク

>>堺ブレイザースのホームページへのリンク

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