早稲田大学バレーボール部 創部 昭和6年(1931年)

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 早稲田大学バレーボール部の紹介  創部80周年 WASEDACUP80周年プロジェクト
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えんじの人々(36)「仕事とバレーの両立を」西塚裕行さん(男子部・教育学部昭和60年卒業)

えんじの人々(37)「常に勝ちにいこう」新井千之さん(男子部・社会科学部昭和63年卒業)

018年8月29日掲載

横河電機バレーボール部が、9人制の第71回全日本実業団男子選手権大会で悲願の初優勝をしました。同部はこれまで、櫻田記念全日本9人制バレーボール実業団選抜優勝大会(1992年)と全日本9人制バレーボール総合選手権大会(1994年)に優勝して全国制覇をしています。早稲田大学バレーボール部の多くの卒業生が同社へ進み、バレーボール部に在籍して活躍してきました。現在の同部の部長は、1985年(昭和60年)に卒業した西塚裕行さんです。また現在の監督は、1988年(昭和63年)に卒業した新井千之さんです。“早稲田コンビ”のお二人がみごとにタッグを組んで長い歴史の同部を悲願の日本一に導きました。早稲田大学バレーボール部は、卒業後もバレーボールに関わるOBOGは多く、トップリーグのプレミアリーグで活躍する選手、仕事との両立を目指す選手、教員となってバレーボールの指導者を目指す者、さまざまです。西塚裕行さんと新井千之さんに、優勝を果たすために日々積み重ねてきたこと、学生時代の経験を振り返りながら、お話を聞きました。

 

全日本実業団初優勝、そして3度目の日本一おめでとうございました。過去何度も決勝に進みながら涙をのんだ横河電機ですが、今回はみごとな全国制覇でした。

西塚 今年は、新人と中堅、ベテランが調和して、チームが良くまとまって総合力を発揮できました。レギュラー、ベンチ、ベンチ入りできなかったメンバー、スタッフを含めたチーム全員で目標目指して一つになれました。そして、今年は、関東大学リーグで活躍した新人4名が入部して大いに活躍してくれたことも大きな要因です。

 

いまの横河バレー部の現状を教えて下さい。

新井 いま、24名(新人4名)の選手がいます。 バレー部は、戦後まもなく創部されました。今年度(2018年度)はこれまで、東京都1部リーグ戦 5勝0敗 優勝(2年連続20回目)、第62回関東実業団選手権(相模原) 優勝(6年ぶり11度目)、第71回全日本実業団選手権(仙台) 優勝(初)という戦歴です。早稲田OBでは、小室佳徳さん(平成19年卒以下同)、梅澤成龍さん(平成25)が現役選手として在籍しています。

 

新井さんが監督として、大事にしていること、指導方針は?

新井 西塚さんも言われている通り、「チームの一体感」を大切にして活動しています。部員数が増え、試合に出られない選手も多くいる中、バラバラにならないよう、努力しています。それと「微差を大事に咄嗟のプレーに備える」ことが私の指導方針です。細かいプレーを丁寧に出来るかが大きな差を生むと思っています。

 

西塚さんが部長として、大事にしていること、指導方針はなんでしょうか?

西塚 我々は会社員ですので、仕事が第一優先であることは言うまでもありません。そのうえで、仕事とバレーの両立、をめざしています。会社に対して、バレー部とバレー部員が様々な形で貢献することです。

 

横河電機のバレーボール部のモットー、方針はなんでしょうか。

西塚 「常に感謝の気持ちを忘れないこと」「バレーボールができる環境を与えていただいている会社、上司、同僚、家族など、応援していただいているすべての方に感謝すること」です。「KEY-WORD:COMMUNICATION」「THEME:THINKING-CONCENTRATION-ENJOY」ということを大事にしています。つまり、キーワードのコミュニケーションを軸に、自ら考え、集中し、そしてプレーを楽しむ!というテーマで、取り組んでいます。

 

横河電機のバレー部のみなさんは、仕事との両立はどのように実現していますか

西塚 営業職が多く勤務地もそれぞれ違うので、特に平日の練習参加は厳しい面があります。その中で、半期ごとの練習日程をもとに、可能な限り練習参加の為の仕事の事前調整を選手各自が行っています。バレー部の活動に対する職場からの理解を得るために、日頃の仕事に全力で取り組んでいこうと考えています。 職場へのバレー部活動の広報や協力要請は、わたくし自身の部長の重要な役目と考えています。

新井 まず、仕事を優先させていますが、効率よく取り組むことを選手には言っています。練習は平日週2日、土日どちらか半日。練習量が少ない分、バレーは出来る時に集中して行うようにしています。

 

これまでの早稲田出身で在籍した選手を教えてください。

新井 われわれ横河のバレー部にはこれまで、加藤泰造さん(昭和54年卒以下同)、金川裕一さん(昭和57)、瀧島猛さん(昭和58)、西塚裕行さん(昭和60)、十文字雅積さん(昭和61)、吉井勝彦さん(昭和61)、柴田博明さん(平成6)、藤本研さん(平成7)、遠藤薫さん(平成11)、牧幸伸さん(平成12)、小林亮さん(平成16)が在籍していたことがあり、小室佳徳さん(平成119)、梅澤成龍さん(平成25)が現役で活躍しています。その他にも在学中にマネージャー出身の光野智子さん(昭和62)、石川康子さん(平成8)がバレー部の所属ではありませんでしたが、会社で働いています。

 

西塚さんから見た新井さんはどんな監督ですか?

西塚 彼は、とにかく真面目で温厚です。ただし時には大胆で負けず嫌いの一面もあります。私が学生時代から、高校時代(早実)の新井さんをよく知っています。当時と今は大きく変わっていないと思います。

 

新井さんは、西塚部長をどのように見ていましたか

新井 大学時代は1年生のときの4年生で”雲の上の人“でした。貫禄がありあまり口がきけませんでした。横河に入社してからはともに汗を流し、公私共にアドバイスをいただいています。昔も今も良き先輩です!

 

早稲田のバレー部に入部した動機きっかけは?

西塚 高校当時(山形県立山形南高)は体育の教員になろうと考えており、私学の雄で伝統のある早稲田で学びたいと思っていました。

新井 わたしは早実でバレーをしていましたので、入ろうか迷った時期もありましたが、割と“自然な流れ”で大学のバレー部にも入部しました。

 

早稲田の現役時代の思い出、苦しかったこと、楽しかったことは?

西塚 私の在学中は、長い早稲田バレーの歴史の中でも最も低迷した時代でした。当時は1部6チーム制でしたが、四年間一度も関東大学リーグの1部に上がれない苦しい時代を過ごしました。そういう中で、下級生に優秀な新人が多数入部してきました。私が3年生と4年生の時には、1部昇格はなりませんでしたが、2部のなかでも上位につけて、優勝争いができるチームになっていったことが嬉しかったです。私は、1年生からセッターとしてレギュラーで出場することができました、、3年生のときには2年下の三浦康太郎さんに、そして、4年生では3年下の中村貴司さんにセッターのポジションを取られました。実力で負けたので仕方ありませんが、やはり悔しかったですね。

新井 下級生、1年生の頃には、なにか練習で間違いがあれば"集合"からのうさぎ跳びかダンヒルがありました、苦しかったです。今思い出せば、先輩方の“わがまま“を聞くことも、バレーの仲間と早稲田界隈の居酒屋で語り合ったことも、楽しい思い出です。

 

早稲田のバレーの良かったことは何でしょうか?

西塚 早稲田のバレーは学生が主体となって練習計画を立て実践します。多かれ少なかれ自主性があったことが、良かったと思います。

新井 相手が強くても、どのような相手でも、常に勝ちにいこう、という姿勢を学びました。

 

早稲田の4年間で学んだことは、社会人になってどのように生かされていますか?

西塚 先輩後輩の関係、OBとのつながりなど人と関わることの大切さを学びました。時には体育会系の理不尽さも経験しましたが、社会に入ればそうした理不尽なことは日常茶飯事で、学生時代そのことを経験できたことは大変良かったと思ってます。

新井 努力することです。社会人になっても粘り強く、あきらめないで物事に取り組む姿勢として今も生きていると思います。

 

早稲田の現役は今強くて優勝を重ねています、現役へのメッセージをお願いします

西塚 いまは、全体的に優秀な選手が多く、下級生の1年生や2年生も中心選手として活躍しているので、しばらくは早稲田の黄金時代が続くと思っています。勝ち続けていくことは大変な事だと思いますが、常に目標高く、チャレンジャー精神で勝ち続けて行って欲しいと思います。

新井 早稲田のバレー部は、伝統はありますが、なかなか結果につながりませんでした。今は選手の意識も高く、技術もさることながらメンタルの強さを感じます。“黄金時代”を築いて欲しいと思います。

 

これから早稲田への進学を考えている高校生へ、メッセージをお願いします

西塚 早稲田は、学ぶにもバレーをするにも最高の環境だと思います。ぜひ早稲田に進学して、充実した学生生活を謳歌して欲しいと思います。

新井 他の大学にはない雰囲気と環境でバレーボールに取組むことが出来ます。松井監督始めスタッフもレベルが高いので、入って後悔することは絶対にありません。頑張って目指して欲しいと思います。

 

 

西塚裕行さん  (にしづか ひろゆき)

1981年(昭和56年)3月に山形県立山形南高校卒業、高校在学中は第11回春の高校バレー、山形選抜で栃木国体に出場。同年4月に早稲田大学教育学部教育学科体育学専修に入学。1年時からレギュラーメンバーとしてセッターを務める。1,2年時の東日本インカレベスト8、1985年(昭和60年)3月に早稲田大学卒業、4月横河電機株式会社に入社、現在総務部長。入社後9人制のバレーボール部に在籍して、1993年(平成5年)まで現役選手、1994年(平成6年)から2012年(平成24年)まで19年間同部の監督を務める。そのあいだに全国優勝2回、本年第71回全日本実業団男子選手権大会に初優勝し、24年ぶりに全国での優勝を果たした。

 

新井 千之さん (あらい かずゆき)

1984年(昭和59年)3月に早稲田実業学校卒業、高校在学中はインターハイ、国体予選等ベスト4に数回進出。同年4月に早稲田大学社会科学部に入学。在学中は主にレシーバーで、4年時の秋リーグでセッター対角をつとめ、サーブ部門で2位となる。4年時には春季リーグ1部5位、東日本大学選手権ベスト8、秋季リーグ1部5位、全日本大学選手権ベスト16。1988年(昭和63年) 3月に早稲田大学卒業、同年4月に横河電機株式社に入社して、バレーボール部にも在籍。会社では、生産間接関連の仕事を20年以上続け、その間に米国の孫会社社長を経験、その後、人事部門で人財育成、採用、グローバル人事等を担当、現在は人財総務全体の管理系業務に就く。バレーボール部では、1988年から2001年まで現役選手、2013年から監督として指導している。2009年~2012年まで早稲田大学のコーチ最初の2年間(2009年~2010年)は2部リーグで戦い、2010年の秋リーグで昇格。その後は1部リーグを維持し、コーチとして最後となった2012年に全日本大学選手権で3位。

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