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早稲田大学バレーボール部主務です。

本日の試合結果についてご連絡させていただきます。

【本日の試合結果】

天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド

対戦相手：アイシンティルマーレ碧南

場所：東京体育館

早稲田大学 1-3アイシンティルマーレ碧南

(24-26,23-25,25-22,23-25)

本日の試合につきまして、第1セットは、序盤、小野を中心に得点を重ねるも、拮抗した展開となりました。中盤では、相手のブロックに触られ、アタックを決めきることができず、前田のブロックポイントや途中交代で入った徳留のスパイクで食らいつきましたが、相手のサイドの高下に苦戦し、点差を離されてしまいました。終盤、川野のサービスエースなどで追いつき、デュースに持ち込んだものの、最後まで攻撃を決め切ることができず、セットを落としてしまいました。

続く第2セットは、序盤に、このセットからスタメンの麻野の高さのあるブロックや小野の痛烈なバックアタックでリードを奪いましたが、中盤、サービスエースを決められ、ミスも重なったことで逆にリードを許してしまいました。それでも、こちらもこのセットからスタメンの板垣がキレのあるクイックやネット際に上がったボールを打ち切るなど躍動し、終盤では、途中出場の中上の目の覚めるようなサービスエースで点差を詰め、相手のミスで追いついたものの、相手のレフト側からの攻撃を受けきれず、連続してセットを落としてしまいました。

第3セットは、序盤にサービスエースを許し、リードされる展開となったものの、前田の虚を突くツーアタックや川野の強烈なスパイクで応戦しました。中盤に、布台の決死のレシーブから菅原がクイックを決めて追いつくと、相手のタッチアウトを狙うアタックに対応できず、リードを許す場面もありましたが、終盤に、小野が強烈なスパイクとサービスエースを決め、再び追いつくと、菅原と前田のブロックポイントでリードを奪い、最後も菅原のブロックポイントで、セットを取り返しました。

第4セットは、序盤に、徳留の相手ブロックを利用した巧みなアタックと菅原のキレのあるクイックでリードを奪うことに成功しましたが、中盤、相手にライト側からの攻撃を連続で決められ、さらにサービスエースを許し、ミスも絡んだことで逆転されてしまいました。終盤、菅原が相手のフェイントをブロックではたき落とし、小野が強烈なアタックを決めて追いつく意地を見せましたが、最後にレフトからの攻撃を連続でブロックされ、天皇杯ファイナルラウンド1回戦敗退という結果で幕を閉じました。

また今大会をもって2025年度の全試合が終了いたしました。この1年間、ご支援、ご声援いただきありがとうございました。

今年度は、春リーグでは幸先の良いスタートを切ることができたものの、東日本インカレでは自分たちの思うような結果が出ず苦しみ、夏からは自分たちの強みをもう一度磨きなおすことを重点的に取り組み、その後の秋リーグではその強みを活かし、優勝をすることができました。全日本インカレでは、この一年間鍛え上げてきた自分たちの集大成となるようなパフォーマンスを発揮し、失セット0で優勝というこれ以上ない結果で終えることができました。支えてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいでございます。

本日の試合をもって4年生は引退し、来月から新体制となります。
この一年間で4年生が残してくださったものを引き継ぎ、さらに新たな強みをつくって、より強く、早稲田らしいチーム作りに励んでまいりたいと思いますので、新チームにつきましても変わらぬご支援、ご声援の程何卒よろしくお願いいたします。

1年間、ありがとうございました。