OB&OGの皆さまへ

2020年度 稲門バレーボール俱楽部 会長メッセージ

「会 長 挨 拶」

                       稲門バレーボール倶楽部

                       会長 金川 裕一(S57卒)

 日頃は当倶楽部の活動にご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございます。

新型コロナウイルスの感染拡大が社会に大きな影響をもたらしていますが、会員の皆様におかれても十二分に注意を払って健康に留意頂きたいと思います。

 さて、昨年はラグビーW杯が大いに盛り上がる中でバレーボールの男子W杯においても28年ぶりの4位入賞という好成績をあげてバレーボール界は活気付きました。今年の東京オリンピックではこの勢いで男女共に好成績を残してもらいたいと思います。

 

 現役選手の昨年の活躍は目を見張るものがありました。 男子部は関東大学リーグ戦において春季、秋季ともに全勝優勝しリーグ戦5連覇、全日本インカレにおいては3連覇を果たしました。学生相手にはベストで臨んだときは敵なしでした。さらに5月に行われた黒鷲旗グループ戦ではVリーグチーム含む社会人チームに3連勝し、決勝トーナメントに1位進出をするという快挙まで成し遂げました。

 女子部もレギュラー選手の離脱、怪我など選手層の薄い中で秋季リーグ戦には上部との入替戦まで進出するという意地を見せてくれました。

 このような現役選手の活躍を支えていく、応援していく当倶楽部は定期戦の運営はもとよりホームページのリニューアル、10大学OB戦、早稲田カップなど会員相互の懇親と交流を図る活動を行ってきました。

昨年の最大の実績はこの活動を支える会費徴収が前年比で大幅に増収となったことです。もちろん、OB、OG皆様への呼びかけ、お願いを重ねてきた成果でもありますが、それ以上に過去の未払いの分まで含めて快く対応いただいた会員もおり、この場を借りて厚く感謝する次第です。しかしながら、まだ全会員に対しては50%少し超える程度の納入率に留まっており、皆様方からの更なるご支援、ご協力を賜りたいと思います。

 前述しましたように男子バレーボールは28年ぶりの好成績であったにもかかわらずラグビー人気に押され、大きなムーブメントを起せずじまいでした。私は代表選手に早稲田出身者が選出され、東京オリンピックに出場することにでもなれば、バレーボール界全体が大いに盛り上がるのは間違い無いと思っています。

 約90年の早稲田大学バレーボール部の歴史の中で、日本代表としてオリンピックに出場した選手はいません。

大学バレーボール界のみならず日本バレーボール界全体に活気と旋風を早稲田大学バレーボール部が先頭に立って起こしていく可能性を秘めています。6人制バレーボールを日本に持ってきたパイオニアでもある早稲田大学バレーボール部が停滞、低迷している日本バレーボール界を牽引していく存在になっていくことを大いに期待して、OB、OGの皆さんにはこれまで以上の応援、支援、ご協力をお願い致します。