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2024年会長挨拶 稲門バレーボール俱楽部 会長メッセージ

2024年2月25日

「稲門バレーボール倶楽部 会長就任にあたり」

                        稲門バレーボール倶楽部

                        会長 吉井 勝彦 (昭和61年卒)

今年、1月1日の能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福を謹んでお祈りするとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日でも早い復旧・復興をお祈りいたします。

この度、2024年2月24日に行われた「2024年稲門バレーボール倶楽部総会」での決定を受け、稲門バレーボール倶楽部の会長に就任致すことになりました。諸先輩たちが歴史を刻んできた伝統ある稲門バレーボール倶楽部(以下、稲門会)の要職に就任することで、非常に重責を感じますが、近年、若い卒業生が中心となって稲門会のイベント企画などを進めてくださっていますので、非常に心強く感じています。微力ではございますが、若い人たちと一緒になって、明るく・楽しく活動を進めていきたいと思いますので、会員の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

早稲田大学バレーボール部の活動状況、スケジュール、選手の紹介などを稲門通信やHPなどを通じて会員の皆様に定期的にお届けしております。学生たちの2023年度の活躍については、ご存じのとおり男子チームにおいては大学選手権優勝に加え、春・秋の関東大学リーグ戦、東日本大学選手権での優勝を果たし、見事、四冠を達成し全ての学生の大会で優勝するという素晴らしい成績を残してくれました。創部90余年の歴史の中でも、最も輝かしい結果を残したシーズンの一つだと思います。また成果だけではなく、男女両チームにおいて、早稲田の伝統である「自ら考え行動する」という考え方に則り、四年生が中心となって、選手一人ひとりが実践してくれたのではないかと思います。男女両チームの頑張りに敬意を表したいと思います。

運動部である以上、勝ち負けの成績は必ずついて回るのが実情ですが、学生スポーツのあるべき姿として、勝敗だけではないことは、学生を支援・応援する立場である稲門会としても正しく理解しておく必要があると考えています。チームの成績に関係なく、いつの時代でも稲門会は学生のよき理解者であり、活動を支援していくという基本的な姿勢を大切にしていきたいと思います。そして、会員の皆様が共に大切にしているバレーボールを通じて、年代の垣根を越えて一つのファミリー的な集まりとして、会員同士の親睦など、稲門会の活動を継続して進めていきたいと思います。是非、バレーボールを通じた親睦を深める一つとして、若い学生たちが無心でボールを追い、失敗しても次にチャレンジし、何度でも戦いに挑んでいく学生たちを一緒に応援できたらと思います。今では試合会場に行けない場合でも、インターネット等を通じて、試合映像のLive配信もありますので、ご利用いただくことで会員同士の話題づくりにも繋がると思います。

また、ご承知のとおり、早稲田大学バレーボール部は2031年に創部100周年を迎えます。「1931年に早稲田奉仕園の園長・宣教師ベニンホフ先生の理解の下、早稲田奉仕園排球部と呼称する任意団体としてスタートし、1934年に早稲田大学体育会公認の排球部となった。」(部HPより)2031年に100周年を迎えるにあたり、100周年記念事業等についての検討を進めたいと考えていますので、会員の皆様からのご意見なども頂戴し、準備を進めたいと考えています。

最後になりますが、今年も役員任命にあたって、快く承諾してくれたメンバーに感謝し、今の時代にあった倶楽部の運営を模索し、メンバーたちと一緒になって努力していきたいと考えております。これまでと同様に、ご理解・ご協力をいただきたく、よろしくお願いいたします。そして、年間を通じた各種イベント、試合観戦などを通じて、気の合う仲間同士として、是非、楽しい時間を共有していきましょう。一年間、よろしくお願いいたします。

以 上