OB&OGの皆さまへ

2018年度 稲門バレーボール俱楽部 会長メッセージ

「会長就任にあたり」

                        稲門バレーボール倶楽部

                        会長 金川 裕一(昭和57卒)

 この度、倉橋前会長から引き継ぎ稲門バレーボール倶楽部の会長に就任することになりました。

私は早稲田実業高等部時代から早稲田大学バレーボール部との接点を持ちました。

大学の練習終了後に下級生が中心で記念会堂から数分のところにあった早稲田実業の体育館に来てくれ夜の9時過ぎまで高校生

の練習相手をしてくれていたこともあり、高校生の時から早稲田大学バレーボール部を常に意識していました。

大学入学後もたくさんの先輩方にお世話になり、特に4年生の主将を務める時は創部50周年にあたり、

記念イベントを始めとする様々な機会を与えていただき、その後の人生に大いに役立ちました。

 卒業後も当倶楽部の幹事として主に学生の指導や就職活動の支援をさせていただきました。当時のメンバーと体育館で一緒に

汗を流し、酒を酌み交わした交流は年月を経た今でも継続しており私自身のかけがえのない財産でもあります。

社会人37年目でありながら一般人よりも体が大きいこともあり、企業人というよりも私の代名詞として早稲田大学バレーボール

部が存在しています。

このように15歳から早稲田大学バレーボール部との接点をこれまで持ち続けてこれたのは、私自身の人生に

早稲田大学バレーボール部が常に存在し、それに支えていただいたからこそであり、大いなる恩を感じています。

 創部90年近い歴史を持ち、厳しい時代も経ながら現在の素晴らしい戦績を収められているのは当部を支え、継続し、

まさに時代は違えど同じ釜の飯を食い、同じボールを追いかけ、同じエンジにWのユニフォームに袖を通した先輩、

後輩、仲間たちであると思います。様々な時代に早稲田バレーボール部の歴史と伝統を継承してきてくれたのは

一人一人の早稲田大学バレーボール部を愛してきてくれた人の思い、和、繋がりに他ありません。

 組織における歴史、伝統とは過去のことよりもそれを継続していく未来が重要です。

お世話になった恩を諸先輩方に返すよりも自分の後輩たちに返し、繋いでいくのが早稲田バレーボール部の歴史と伝統を

築き上げていくことだと思います。

 私はこれまでの稲門バレーボール倶楽部を守り、次の世代に繋いでいくために会員各位の懇親をさらに深め、

現役選手の応援、支援し、大学バレーボール界の雄として活躍し続けるために尽力する次第です。

至らぬ点も多々あるかと思いますが、何卒、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます