女子部

試合結果

第38回 早慶バレーボール定期戦 女子戦

【試合結果】

38会早慶バレーボール定期戦女子戦

慶應義塾大学日吉キャンパス 日吉記念館

早稲田大学 3-2 慶應義塾大学

(23-25,20-25,25-18,25-11,15-3)

【戦評】

38回目となる早慶女子バレーボール定期戦が無観客だった昨年とは異なり、今年は関係者のみという形ではありましたが有観客での試合開催が実現されました。

初のスタメン出場となる選手が多く揃った緊張の第一セット。序盤は相手のサーブに流れを掴まれ、連続失点を許しますが、#8桑野(2)の攻めたサーブで相手のミスを誘い得点となります。流れを掴み#11秋重(スポ1)の勢いのある強烈なスパイクに続き#12徳山(1)の緩急をつけた巧みな速攻で8-7に追い上げます。流れを切らさないまま#12徳山(1)のサービスエースや#7柴田(2)のコースを狙ったスパイクで15-11とリードします。その後#9神戸(文構2)が粘りのあるレシーブを見せるも、相手も底力を見せ20-20まで相手に連続得点を許します。#11秋重(スポ1)のライン際を攻めたスパイクで流れを切るも、相手の勢いは止まらず、23-25で第1セットを落とします。

流れを引き寄せたい第2セット。#15小南(1) のサーブで試合が始まりますが、4連続失点を許し0-4となります。状況を挽回しようと、#11秋重(スポ1)が力強くコースを攻めたスパイクをみせ2-5となります。その後も#11秋重(スポ1)の破壊力のあるスパイク、#12徳山(1)のコースを狙ったプッシュで連続得点し5-5まで点差を詰めよります。しかし、相手の攻めたプレーについて行けず、7-10となります。その後、点差を詰めるべく#11秋重(スポ1)の鋭い巧みなスパイク、#13藤井(政経1)の力強いブロックで得点し、10-11となります。そこから両校のアタッカーの鋭いスパイクが続き、点数は拮抗し13-14となります。しかし相手の攻撃に苦しみ、17-22と点差を引き離されてしまいます。得点を重ねたい場面、 #14(1)の正確なトスが光り、#11秋重(スポ1)のコートのライン側を狙ったスパイクで得点し20-23と粘りますが、相手が優勢のまま20-25で第2セットを落とします。

巻き返しをはかりたい第3セット、#2中澤(スポ3)や、#11秋重(スポ1)のパワフルなスパイクで得点を重ねますが、相手の緩急をつけた攻撃に翻弄され、序盤は拮抗した展開になります。しかし、8-8となった場面で#11秋重(スポ1)の強烈なスパイクにより連続得点が決まります。続く#3山下(3)#13藤井(政経1)のスパイクも決まり15-10と相手を引き離します。その後は相手のミスも重なり、先に20点台に乗せ、20-15とします。後半も流れを譲ることなく#5橋本菜(スポ3)の粘りのあるレシーブで繋がったボールを#1橋本美(3)が正確なトスにし#2中澤(スポ3)#11秋重(スポ1)を中心に点数を重ね、25-18でこのセットをものにします。

勢いに乗りたい第4セット。#4橋本彩(3)の伸びるサーブでサービスエースが決まり、流れを掴みます。そして、#13藤井(政経1)の強烈なスパイクや#2中澤(スポ3)の巧みなスパイクにより42になります。その後、#3山下(3)#2中澤(スポ3)の巧みなコンビにより、ブロックを振り切り115まで一気に差をつけます。途中交代で出場した#6神庭(先進3)がサービスエースを、#4橋本彩(3)が速攻やブロック決めたことで勢いづきます。そのまま勢いに乗った#11秋重(スポ1)の力強いドライブサーブは相手のレシーブを崩し、178と得点を重ねます。#2中澤(スポ3)の相手をよく見た巧妙なスパイクやブロック、そして#1橋本美(4)の相手を惑わすトス回しにより、2310に点差を広げます。#3山下(3)の鋭いブロックにより25点目を奪取し、第4セットを2511で獲得します。

勝利を確実にしたい第5セット。#13藤井(政経1)の鋭いスパイク、#4橋本彩(3)のサービスエースや#3山下(3)の正確なブロックにより、50まで点差を広げます。相手に1点取られるも、#11秋重(スポ1)の強気なスパイクが決まり、またこちらにサーブが回ってきます。#13藤井(政経1)の的確なフローターサーブで相手を崩してからの#3山下(3)の速攻やブロック、#2中澤(スポ3)の緩急をつけたスパイクにより、101と点数を重ねます。その後、#11秋重(スポ1)のブロックを打ち砕くようなスパイクや、#2中澤(スポ3)の技巧的なサーブにより142になります。最後は#1橋本美(4)の精密なトスからの#3山下(3)の速攻で15点目を決め、15-3で第5セットを獲得し、セット数32で早稲田が勝利致します。

今年度の早慶女子バレーボール定期戦は数回の延期を経て、やっとのことで開催が決定しました。普段試合に出る機会がない選手が多く出場でき、それぞれが日々の練習で磨いてきたことを発揮する場となりました。このような大会を設けていただけたことに感謝し、本日の試合で見えた新たな課題や、挑戦すべきことを日々の練習で克服して参ります。

今後とも早稲田大学女子バレーボール部の応援をよろしくお願い致します。

以下は次回の試合の情報となります。

68回秩父宮妃賜杯全日本バレーボール大学女子選手権大会 ミキプルーンスーパーカレッジバレー2021  2回戦 

121()

1試合 10:00

1回戦 中国学園大学 対 新潟福祉医療大学の試合において勝ったチームと戦います。

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