【戦評】
試合結果
春季関東大学女子2部バレーボールリーグ戦
Cコート　第1試合

早稲田大学 3-2 都留文科大学
(21-25,20-25,25-21,25-20,15-13)

春季リーグ5戦目は都留文科大学と対戦しました。

第1セット、先制点を許した序盤は#1中澤(スポ4)の力強いスパイクで点差を詰めるも、相手の連続得点でなかなか流れを掴めず4-10とリードを許します。相手の粘り強いレシーブを#6柴田(商3)や#9秋重(スポ2)が鋭いスパイクで崩し、9-12と点差を縮めます。その後、#2山下(社4)の鉄壁のブロックで流れを引き寄せ、14-15まで追い上げます。しかし、相手も攻撃の手を緩めることなく4連続得点を許し、5点差の状態が続きます。ここで#9秋重(スポ2)のバックアタックや#6柴田(商3)のブロックをよく見た巧妙なスパイクで21-22と1点差まで追いつくも、相手のタイムアウトから流れを切られ、21-25で第1セットを落とします。

取り返したい第2セット。#1中澤(スポ4)のコースを狙った鋭いスパイクや#11南(商2)の安定したサーブで5-1と流れを掴みます。その後、相手も譲らず一進一退の攻防を繰り返すも、9-6とリードを保ちます。しかし、両チームのアタッカーの鋭いスパイクが続くなか、攻めの姿勢がミスに繋がり、16-16と同点に追いつかれます。ここで#2山下(社4)の速攻により相手ブロックを翻弄し、体勢の立て直しを図ります。しかし、相手の鋭いスパイクが3連続で決まり、20-25で第2セットを落とします。

後がない第3セット。相手のスパイクミスで１点目を先取しますが、こちらもなかなかスパイクが決まらず序盤は拮抗した展開になります。相手よりもひとつ前に出たい場面、#1中澤(スポ4)の気持ちのこもったスパイクや、#5神庭(先進4)のブロックで得点します。さらに相手のミスも重なり、3連続得点で11-8となります。その後も、#1中澤(スポ4)と#9秋重(スポ2)を中心に得点を重ね、リードを保ちますが、相手の不意をついたツーアタックなどで得点を許し、14-14と追いつかれます。しかしこちらも意地を見せ、アタッカー陣の力強いスパイクや#6柴田(商3)のサービスエースでも得点し、20-16と先に20点台にのります。最後は#1中澤(スポ4) 、#9秋重(スポ2)にトスが集まり、期待に応える2人の活躍で一気に得点し、25-21と第3セットを奪い返します。

1セットを取り返し、流れを掴んで迎えた第4セット。#1中澤(スポ4)の気持ちのこもった力強いスパイクで得点し、試合がスタートしますが、序盤は8-8と相手も譲らぬ一進一退の攻防を繰り広げます。連続得点したい中盤、#2山下(社4)の緩急をつけたサーブが流れを引き寄せます。相手のレシーブを崩し、勢いに乗った#9秋重(スポ2)の鋭いスパイクや、#5神庭(先進4)の我慢強いブロックで7連続得点し、15-9と大幅にリードします。相手の屈さずに攻めてくる攻撃を#12山﨑(社1)が粘り強くレシーブで繋ぎ、交代で入った#10徳山(スポ2)のサーブで相手を翻弄し、21-14で終盤を迎えます。最終局面で、相手のペースに呑まれそうになりますが、最後は#6柴田(商3)のスピードのあるサーブが走り、25-20で第4セットを取りきります。

確実に勝ち取りたい運命の第5セット。#8神戸(文構3)の安定したレシーブから#2中澤(スポ4)と#2山下(社4)の鋭いスパイクが決まるものの、序盤から激しい打ち合いとなり、6-6と拮抗します。その後、ミスや相手サーブに苦しみ7-10と相手にリードを許します。しかし執念の粘りを見せ、#11南(商2)と#1中澤(スポ4)の連続ブロック得点で11-11と並びます。その後、#9秋重(スポ2)が力強いスパイクを決め、流れを掴み14-11と一歩リードします。絶対に取りきりたい終盤、相手の巧みなスパイクで14-13と2連続失点を許します。しかし最後は#5神庭(先進4)の粘り強いブロックが実を結び、15-13で第5セットを奪取し、セットカウント3-2で勝利致しました。

本日の試合は春季リーグ戦では初めてのフルセットとなる厳しい戦いでしたが、全員が最後まで諦めなかった結果、見事勝利を収めることができました。来週の試合でも、本日のようにチーム一丸となって、粘り強く戦っていきます。

今後とも早稲田大学女子バレーボール部の応援を宜しくお願い致します。

以下は次回の試合の情報となります。

春季関東大学女子2部バレーボールリーグ戦6日目

4月30日(土)
Aコート　第1試合
vs.敬愛大学

4月24日(日)に予定していました江戸川大学戦は延期となりました。

※無観客試合となりますので、来場は御遠慮ください。

【女子2部リーグ戦】Cコート第1試合
早稲田3(21-25.20-25.25-21.25-20.15-13)2都留文科 pic.twitter.com/tcuo2hbuOC

— 一般財団法人関東大学バレーボール連盟 (@V_kantogakuren) April 23, 2022