女子部
試合結果
11月26日全日本インカレ 園田女子大学戦
【戦評】
試合結果
第66回秩父宮妃賜杯全日本バレーボール大学女子選手権大会
葛飾区水元総合スポーツセンター
第3試合
早稲田大学2-3園田女子大学
(25-23,21-25,17-25,25-22,13-15)
4年生と戦う最後の大会の初戦は、園田女子大学と対戦しました。
第1セット序盤、相手の巧みなコンビを使った攻撃を前に一挙に5連続失点を喫します。苦しい場面でしたが今日初得点をキャプテン#1富澤(スポ4)があげ、切り抜けます。中盤もリードされる展開が続きますが#6植松(文構3)のサーブポイントを含む4連続得点で12-14と徐々に差を詰めます。その後は相手の狙いを定めたサーブにも苦しめられ、簡単に得点がとれない状況となります。しかし、ここで終わらずセッター#12橋本(社2)のトスも安定し始め#1富澤(スポ4)の力強いスパイクが何本も相手コートに突き刺さるように決まり、ついに20-20と追いつきます。交代して入った#2飯田(商4)の安定した繋ぎのレシーブも後押しし、この勢いのまま最後は相手のミスで25-23でこのセットを取ります。
前セットの反省から序盤から攻めていきたい第2セット、#5吉内(スポ3)の鋭いコースを抜けるスパイクポイントでチームに良い流れをもたらします。中盤、守備固めとして#10梨本(社3)が投入されるとチームはさらに活気付きます。しかし相手も怯まず14-14の攻防戦となります。#13中澤(スポ1)の高い打点から放たれるスパイクなどで差を離したいところでしたが、最後の爪の甘さが出て21-25でこのセットを落とします。
取って次に繋げたい第3セット、序盤に#7井上(スポ3)のブロックポイントが生まれるも、自陣のミスや相手の素速い攻撃などで1-6と離されます。なんとか追いつきたい場面ですが、相手ブロックはアタッカーに的を絞ってくる戦略で、攻撃も決まらなくなっていきます。流れを変えるために#9池田(社3)や#3利根川(スポ4)が投入され攻めたサーブを打つも、点差は一向に縮まりません。#12橋本(社2)の意表をつく2連続ツーアタックなども見られましたが、最後まで追いつくことができず17-25でこのセットも落とします。
攻めていきたい第4セット、序盤はミスも目立ち、2-7となかなか流れを掴めない苦しい展開で始まります。しかし、後衛でもバックアタックで攻撃参加する#13中澤(スポ1)が落ち着いて空いてるコースにスパイクを打ち込み得点を重ねます。リベロ#8河治(社3)を筆頭としたレシーバー陣も粘りを見せ、ジリジリと点差を詰めていき、ついには18-16と逆転します。#1富澤(スポ4)は疲れてくる終盤でも力強く振り切るスパイクで相手を離し25-22でこのセットを取ります。
最後取り切って明日の試合に繋げたい第5セット、一点も無駄にできない緊張感で始まります。序盤から勢い止まらず#1富澤(スポ4)の攻撃は決まり続けます。しかし、中盤には相手のサーブに崩され思うように攻撃ができず、逆に相手に切り返されて得点されるという場面が続き5-8と離されます。しかし諦めず#13中澤(スポ1)の鋭いスパイクで反撃し12-12追いつきます。#6植松(文構3)のブロックポイントで13-12とリードし流れがきたかと思いましたが、最後の最後は相手のサーブポイントで13-15とし、このセットを落としセットカウント2-3で敗戦いたします。
4年生と少しでも長くプレーをするために、少ない人数ではあるものの日々の練習に精を出してきましたが、今回の全日本インカレでは初戦敗退という結果に至ってしまいました。しかし、試合では粘りや最後まで全員が諦めずにプレーをする姿勢が発揮されていて悔いは残るものの収穫のあった試合でした。
今回の試合を機に4年生は引退にはなりますが、残されたメンバーでしっかり意思を引き継ぎ次年度も早稲田大学女子バレーボール部として、見てくれる人々に感動を届け応援されるチームを目指していきたいと思います。
今後とも早稲田大学女子バレーボール部の応援を宜しくお願いいたします。